世界には使われなくなったオールドマンドリンがたくさん眠ってます。しかしマンドリンは結構数多く?オールドが出回ってますが、
マンドラは希少価値です。ほとんど出てきません。従っていいマンドラをオールドで探すのは至難の業です。
そんな意味で一つ買ってみました。ピックガードはあまり良い装飾とは言えませんが、マンドラそのものがオールド楽器で出にくいのも事実です。
現在のマンドラに比べ、どっしりとして全体に重たく、部材も太いのを使ってるようです。
修理すれば音色はともかくとして結構迫力あるボリュームが期待できそうです。
表面板のピックガード付近がピックの傷がついており、この楽器が相当弾き込まれていたことを証明してます。
かつてヨーロッパのマンドリン合奏団で大活躍していたのかもしれません。
ネックの形からすれば、イタリア系の楽器でなくドイツ、オーストリア系の楽器ではないかと思われますが、
メーカーについては全くわかりません。

(まだ、日本での本格的な修理はいたしておりませんので、音は未確認です)



 オールド楽器、現行楽器、資料楽器、アンティーク楽器など主催者がこれまでに集めた楽器を是非ご覧下さい
マンドラ編
テノール
Mandola tenore
 1.作者不明(ラベル読めず)
 制作年不明1920年頃?