世界には使われなくなったオールドマンドリンがたくさん眠ってます。

典型的なナポリ型のマンドリンで、購入先より1880年頃の制作とメイルを送ってきましたのでそのまま載せています。
ネックのヘッド部分、マシーンヘッドの裏カバー部分はヴィナーチャに見られる形を有してます、
ブリッジは割れて片方がありませんが典型的な、ヴィナーチャの流れを汲んでおり
この作者は知りませんでしたが、先日楽器屋さんに聞くと有名な作家との情報を得ましたが、
詳しく聞き漏らしましたので、詳しく判明したら掲示します。直すに十分値する作品だとのことでした。
指板もフレット数が足りないためまた、ネックと表面板も割れており、どうするか(修理)現在結論を出せずに悩んでます。
痛みが激しく、相当修理代をつぎ込まないと、現使用に耐えないと思います。

(まだ、日本での本格的な修理はいたしておりませんので、音は未確認です)



 オールド楽器、現行楽器、資料楽器、アンティーク楽器など主催者がこれまでに集めた楽器を是非ご覧下さい
マンドリン編②
 その他メーカー
 4. ピエトロ トネルリ (Pietro Tonelli)
 NAPOLI
 制作年推定 1880頃