ミラノスタイル・マンドリンとはミラノ市のモンティーノ一族(ファミリー)によって作られた6弦のマンドリンを指します。
調弦も〔 g-b-e-a-d-g 〕 となり内3弦はガット(羊の腸)弦、3弦は金属を巻いたシルク弦を使うマンドリンで、
現在でいえばギターの弦の張り方を思い浮かべていただきたい。
1890年代にはイタリアのメーカー、カシーノによって12弦の金属弦によるマンドリンになりました。
このマンドリンはれっきとしたナポリ風の仕様ですが、ボディーの形はミラノ風を意識した、丸い独特の曲線を持ってます。
現在使われてるマンドリンとはボディーの丸みがずいぶん違うのが判ります

(まだ、日本での本格的な修理はいたしておりませんので、音は未確認です)


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マンドリン編②
 その他メーカー
2.作者不明(ノーラベル) 
 ミラノライクスタイルマンドリン
 制作年不明 (8strings)