中川信良先生の曲集を収集しだしたのは第11集目ぐらいを出版されていた頃からであります。
中川先生の編曲作品については平山英三郎 氏の曲集などに入っていて、当時共同音楽出版社から出版されておりその存在はずっと前から知っておりましたが、当時は小編成のアンサンブル主体の4パートのみの編曲でしたのであまり取り上げるこもなく、実際の演奏会などに使うには4パートではすこし迫力に欠けるため気にはとめませんでしたが、第11集を入手した際に6パートに作り上げられているのを知り、それから収集のきっかけとなりました
この時点ですでにバックナンバーについては入手できる機会はなくなっており、後で確認すると、第5集(1980年昭和55年10月出版)まで4パートでそれ以降は6パートで書かれておられたようです。
中川先生の曲集はそもそも出版社を通じて購入するのでなく、中野先生の自費出版された曲集と同じ頒布方法で、そのほとんどが自費出版で先生宛送金して発送していただくスタイルでしたので発行部数も少なく、入手された愛好家も少ないものと思われます。
当方もかって中川先生宛バックナンバーを入手したいので、なんとかかならないかと問い合わせをさせていただきました。
その返信ですが初期の曲集は往年の編曲に比べて見劣りし、少々幼稚なところもあるのでおすすめしないがどうしてもといわれるなら自宅まで来ていただければお貸しするので、その近辺でコピーをとって返却してほしいとの連絡をいただきました。
その当時は仕事の関係もあり東京までは・・・躊躇させていただきそのままになってしまいました。
その後、このホームページのの立ち上げで愛好家から時折、入手困難な中川先生の曲をなんとかできないか?などの相談がよくあり、一部欠落を承知で今回その後ネットなので入手した曲集を含めても追加掲載させていただいております
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