《マンドリンとその関連楽器 用語解説》Paul Sparks著「THE CLASSICAL MANDOLIN」
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本 文 | ||
このセクションでは読者がマンドリンの文献上に出てくる多くの撥弦楽器についてのいくつかの簡単な説明をする。 19世紀末と20世紀初頭は大きな変革と発展の時代でフレット楽器の分野で何百もの製作家が、 このリストは19世紀末と20世紀に最も頻繁に見ることのできる楽器を載せている。 マンドリン製作者はしばしば全く異なった楽器に、以前使われていた名前を当てはめている。 たとえば、リュートやキタローネとして知られる楽器がマンドリンの仲間へ19世紀末に加えられたものは、 現在まだ一般に知られているこれらの楽器は現在形で書かれ、 |
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No1.A-C | ||
〈 Arcichitarra 〉 (アルチチターラ) |
キタローネ参照{日本ではギターローネ あるいはチタローネと呼ばれる場合もあ る} |
see chitarrone |
〈 Bandola 〉 (バンドーラ): |
(1)Jhon H.Parkerは1894年8月7日に (2)バンジョーのネックと、ギブソンフロ (3)ポルトガルとブラジルのフラット(胴 |
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〈 Bandolim 〉 |
マンドリンの胴が平らなものでブラジルと |
マンドリンの胴が平らなものでブラジルと |
〈 Bandurria 〉 (バンデゥリア): |
スペインに起源を持ちピックを用いフレ ットがあり胴が平らな楽器で、ナポリマン ドリンのスペイン版である。 小さいが奥行きのある胴で弦が非常に 短く(およそ10.5インチ{266.5m/m})6組 12弦は 18世紀以来標準のチューニングの全く4 度(g#-c#'-f#'-b'-e''-a'')で合わせ る。 現在通常金属弦が用いられる。 (図4参照)マンドリンと同じようにソプラ ノからバスまで完全なバンドゥリア族があ る。 その初期に歴史については、Tyler and Sparks(1989:52-3)を参照。 |
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〈 Banjeaurine 〉 (バンジュリン): |
フルサイズのバンジョー(c'''-f'-c''- e''-g'')の4度上の調弦をする小さなバン ジョーである。 アメリカの製作家 S.S.Stewart によって 1885年にバンジョークラブ・オーケストラ でリード楽器として作られ、 バンジョリンがそれに取って代わるまでイ ギリスとアメリカで普及していた。 |
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〈 Banjolin 〉 (バンジョリン): |
これもマンドリンバンジョーとしても知ら れている。短いネックで4弦もしくは8弦の 小さなバンジョーであった。 マンドリンのように調弦するが大きなバン ジョーの音が出た。 ソロ楽器としてはほとんど価値はなくその 主な目的はマンドリニストがラグタイム時代に ダンスバンドの中でコードを弾くことがで きたということだった。 |
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〈 Banjulele 〉 (バンジュレレ): |
ウクレレバンジョーとしても知られている 。ハワイアンウクレレのバンジョー版であった。 4本のガット弦もしくはナイロン弦で(a'- d'-f#'-b')に調弦された。 右手の指か 、ピックのどちらかで演奏した。 1920-30年代の人気歌手によって歌の伴 奏の為によく使われた。 |
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〈 Chitarrone 〉 (チタローネ): |
{これも参考までにWeb上にあるキターロ |
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今は見られなくなりましたが、かって我が 国のマンドリン合奏団でも使っていたキタ ーローネは全然違う形です。見たこと無 い方はちょうどギターの形をしたベースと いった感じを思って下さいです} |
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1890年頃 ミラノの Monzino が |
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〈 Contra-bass banjo 〉 (コントラバス バンジョー): |
非常に大きくとても大きな音の出る3本 弦のバンジョーで、(E,-A,-D.)と調弦す る。 たいてい木及び革のピックで演奏される 。楽器の端から端までで5フィート{ 1270m/m}の長さで バンジョーマンドリンギターオーケスラの 中でダブルベースの代わりに(或いは加 えて)よく使われた。 |
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〈 Cremonese mandolin (Brescian )〉 (クレモナ マンドリン): |
Brescian マンドリンとしても知られる。 4本のガット弦で固定されたブリッジで事 実上ナポリ式のチューニングのミラノマン ドリンである。 もともと19世紀初めにウィーンで広まった もので20世紀の初めにドイツで非常に広 く使用された。 初期の歴史については Tyler and Sparks(1989:139-40)参照。 |
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フィオレンティーノのホームページ
CircoloMandolinistico
Fiorentino
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